2023年01月27日 09:03

クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「健康に良い食品に関する調査(2023年)」を実施した。摂取量を意識している栄養素の他、健康のために食べてみたい食品や健康を意識した食品の選び方、そして実際にどのような食品が好まれどのように工夫し食されているのか、について聴取した。

健康のために意識して摂っている栄養素TOP3は「ビタミンC」「食物繊維」「タンパク質」。男性に比べ女性の方が栄養素を意識している割合が高い。意識している栄養素の男女差が最も大きかったのは「鉄分」で、15.5ptの差が見られた。健康を意識する目的で今年食べてみたいと思うものを聞いたところ男女ともに1位は「サラダチキン」だった。2位以降は男女で傾向が見られ、男性は「プロテインバー」、「豆腐バー」とタンパク質を重視する回答が続き、女性は「オートミール」「ロカボナッツ」と低糖質の食品が続く。

今後健康のために意識して選びたい食品を聞いたところ、「赤身・白身よりも青魚」「小麦粉のパンよりもライ麦パンや全粒粉パン」と回答した割合は、年代が上がるにつれて高くなる傾向。全体的にどの食品も50代・60代で高くなる傾向がみられるが、「アーモンドミルク・ライスミルク」については、20代・30代・40代の方が高い。

身体に良くて美味しいと思う食品は、タンパク質や食物繊維、乳酸菌が摂れるもの。他には、雑穀米、オートミールを積極的に食べるといった回答が複数聞かれた。

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