2023年01月25日 19:57
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2021年12月よりユカワ化工油が、脱炭素の切り札として販売を始めた金属加工油「beacon(ビーコン)」は、わずか1年間で200件以上の切削現場に導入された。

200現場の1年間の導入プロセスや課題、そこからの解決、今後に向けた考察を今回「beacon x 200 challenges」として発表。こうした取り組みを今後のカーボンニュートラルに挑む多くの企業に共有していくことが、持続可能なものづくりへの第一歩になると考える。

液体で現場をセンシングする、というまったく新しいコンセプトでつくられたbeacon。切削油としての性能が評価されただけでなく、同時に提供された電子カルテが寄与したところも大きい。導入企業がビーコンをきっかけに電子カルテ「beacon analytics」を活用したことで、これまで現場担当者が経験と勘でおこなってきた管理を、数値で正確に把握できるようになった。これまで手付かずだった製造現場がこうしたDXを進めた結果、さまざまなプロセスでの課題が解決された。

急激な円安・資源高で苦しむ製造業にとって、加工油の使用量を減らし、加工にかかるコストを削減する解決策として、beaconを新規に導入することを決めた企業も多い。この1年間の「beacon x 200 challenges」で確信を強めたのは、「従来の鉱物油」からビーコンのような「植物由来の切削油」へ転換すること、さらに希釈することによって使用量を減らしていくことがカーボンニュートラルへの近道になるということだ。