2023年01月06日 09:59

ROSE LABO(ローズラボ)は、2021年11月に発売した規格外になったバラを活用した「ローズバスソルト」が大好評につき、ロスフラワーが完全に無くなったことを発表した。

ROSE LABOは、埼玉県深谷市で農薬不使用の食用バラを栽培。「食べられるバラで美しく、健康に、幸せに」をコンセプトに、加工食品と化粧品を展開している。農林水産省のデータによると、年間30億本を超える花が販売されている日本で、今問題になっているのがフラワーロス。ジャパン・フラワー・コーポレーションの調べによると、年間で10億本を超える花が廃棄されているという。同社が栽培している食用バラも課題は同じであり、傷が付いたり破れたりしたバラは販売することができない。そこで約7年前からその規格外のバラを活用した商品開発に取り組んでいる。その中でも2021年11月に発売した乾燥をさせた規格外のバラの花びらをソルトとブレンドした「ローズバスソルト」は、大人気となり沢山の顧客に購入された。その結果、バラのロスがなくなり、終売することになった。

2019年、ROSE LABOは生産物の廃棄数をゼロにする取り組み「Zero waste」を開始。飲食店に販売できなかった規格外の食べられるバラを活用し、加工食品や化粧品を開発することで廃棄を出さないというフローを確立させた。このプロジェクトは、SDGsの指標のひとつ「12.つくる責任 つかう責任」に貢献している。

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