2022年12月21日 19:55

KADOKAWAは、佐藤辰男さんが執筆したエンターテインメント小説、「怠惰な俺が謎のJCと出会って副業を株式上場させちゃった話(略称「謎のJC」)」を、12月21日に発売した。
「雑誌「コンプティーク」を創刊し、メディアワークス社を立ち上げ、電撃レーベル(電撃文庫など)を世に知らしめた編集者にして、KADOKAWA等の社長を歴任した経営者」でもある佐藤辰男さん。同書は、「うだつの上がらない主人公達が、謎のJC(女子中学生)との出会いを契機に、出版社を起業し、上場までたどりつく」完全フィクションの作品で、佐藤辰男さんが初めて書き下ろした、投稿サイト起業から出版社上場までのハウトゥを開示した、感動的で、読者の予想を裏切る痛快・青春ストーリーとなっている。
「IT会社に就職して1年が経つ青山隆文(23歳)は、学生時代に所属したSF研の部室の一部を借り、副業として小説の投稿・閲覧サイトのノベルビレッジを雑に運営している。大学2年のときに大学の仲間と半ば趣味で始めた零細サイトだったが、人気作家は他社に奪われ、投稿作品には盗作が発覚、さらに人気1位の「オーガスト戦記」の投稿が止まってしまって嫌気がさし、そろそろ店じまいを考えていたところに、見知らぬ女子中学生が乗り込んでくる。その少女「五虎退(ごこたい)」ちゃんとの出会いをきっかけに、運命が動き出した」。
「怠惰な俺が謎のJCと出会って副業を株式上場させちゃった話」は定価1650円(税込)。12月21日発売。判型は四六判。