2022年12月21日 09:41

コード・フォー・ジャパンは、デジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成を目的とした共創リーダーシッププログラム「Co-DX for Japan」をスタートした。

近年、企業のみならず、自治体や省庁でもデジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が使われ、耳にする機会が増えた。2021年9月1日にデジタル庁が発足しDXの機運は高まっているが、既存システムの入れ替えや特定業務のデジタル化など限定的な部分でしか実行が進まないケースや、そもそも自分達の組織・地域の規模や状況に対して適切なプロセス・手段が何なのかを判断することが難しいケースも少なくない。

縦割り社会でそれぞれが独自のデジタル・トランスフォーメーションに進むのではなく、地域や組織の垣根を越え、知識や経験を共有しながら、社会全体でデジタル・トランスフォーメーションに取り組むことができるよう、Code for Japanは企業や行政の人々と、組織の壁を越えながら「ともに考え、ともにつくる社会」の実現を目指す人材の交流や相互学習の機会を増やしていくために共創リーダーシッププログラム「Co-DX for Japan」を開始する。

「Co-DX for Japan」では行政及び企業からの人材をCode for Japanが出向者として受け入れ、コミュニティ駆動の新規事業創出にチャレンジする機会を提供する。プロジェクトの候補は、気候変動、スマートシティ、オープンデータ・オープンソース、自治体DX、その他。

開始時期は2023年4月~(応個別相談、期間は半年~1年程度)。

コード・フォー・ジャパン