2022年12月21日 09:39

日本実業出版社は、新刊「フリーランスがインボイスで損をしない本」を12月23日より全国の書店で順次発売する。

専門家でも判断に迷うことが多い複雑な消費税の仕組み。2023年10月1日からスタートするインボイス制度では、消費税の税率や税額を請求書に正確に記載・保存することが求められるため、これまで消費税の申告・納税を免除される「免税事業者」を選択してきたフリーランス(個人事業主)や小さな会社の経理担当者は「どんな対応をすべき?」と頭を悩ませている。そこで本書は、初心者向け経理本で定評のある著者が、新制度の仕組みと改正電子帳簿保存法の手続きポイントをフリーランスの立場にたって、わかりやすく解説した。

たとえば、新制度が導入されると、こんなケースが考えられる。免税事業者を選択している事業者はインボイスを発行できないため、買い手側である取引先は消費税の仕入税額控除が受けられず、納税額が増えてしまう。そうなると、今後は「消費税分を払わない」「免税事業者との取引をやめる」企業が出てくる可能性も……。そんな不安を抱えるフリーランスから著者のもとには「登録事業者にしたほうがいい?」「どうすれば損しない?」といった相談が後を絶たない。なかでも、年商1000万円以下の事業者からよく寄せられる「6つのお悩み」事例をもとに、本書では具体的な解決策をシミュレーション。もっとも得する手段を読者と一緒に考えていく。

定価は1540円(税込)。発売日は12月23日。

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