2022年12月21日 09:01

東京都では1月1日~2月28日までの2か月間、「はたち」を迎える若者を中心に、広く都民の人々に向けて「はたちの献血」キャンペーンを実施する。※このキャンペーンは厚生労働省、都道府県及び日本赤十字社により全国一斉に行われる。
寒さが厳しくなる冬季は、例年、風邪やインフルエンザの流行などにより、献血者が減少しがち。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、未だ職場や学校での献血協力が得られにくい状況が続いている。このままの状態が続くと、病気やけがで輸血を必要とする方々に、安全な血液製剤を安定的に届けられなくなる恐れがある。現在、平日の献血者数が特に減少している。輸血に使用する血液は長期保存することができないため、可能な場合は平日の予約をお願いしている。各会場では、新型コロナウイルス感染症対策を行っている。
都内12か所の常設の献血ルーム、献血バス等で献血できる。献血の際は、事前予約を呼び掛けている。予約は、献血Web会員サービス「ラブラッド」や電話で行うことができる。
実施期間は1月1日~2月28日までの2か月間。実施機関は、東京都、日本赤十字社東京都支部、東京都赤十字血液センター。主な実施内容は、献血周知用ポスターの掲出(掲出先:区市町村及び学校等)、「成人の日」式典等における若年層向け普及啓発用、リーフレットの配布、東京都職員献血の実施となる。