2022年12月20日 15:46

扶桑社は、「ボードゲーム総選挙2023」を12月16日に発売した。

戦略性や推理性などから大人がはまっていたボードゲームだが、コロナ禍の巣ごもりによってさらに人気が高まり、今、日本でちょっとしたブームになっている。10年前は1万人程度だったボードゲーム愛好家の数は、5年前に10万人、そして今年は27万人にまで膨れ上がったと言われている。とはいえ、「人生ゲーム」や「オセロ」などしか知らない人にとって、海外のゲームや最新ゲームに手を伸ばすのは、ややハードルが高い。そこで本書は、初心者でも楽しめる「お手軽」ボードゲームから、「定番」「名作」「じっくり」「対戦」「協力」「眺めて楽しい」の計7部門で「今年一番面白かった」大賞作品を100名のショップ&カフェ店員に選んでもらった。

「お手軽ボードゲーム部門」のグランプリは、「ナナカードゲーム」。プレイヤーの手札と場札を使った神経衰弱でシンプルなルールと、記憶力だけでなく推理力も求められる奥深さが評価されている。「2人で対戦・協力部門」グランプリの「クアルト」はフランス生まれ。このゲームは、人気テレビ番組でも紹介され、一時話題となった。人気のポイントは、ルールのわかりやすさ。同じ要素を4つ並べるという単純なルールの中に戦略性が詰まっている。他にも、その他の部門でグランプリをとったゲームやその他多くのゲームの遊び方はもちろん、プレイ時間・人数・対象年齢・ゲーム性などが、ひと目でわかるカタログを掲載している。

定価は1320円(税込)。発売日は12月16日。

購入サイト(Amazon / 楽天ブックス