2022年12月19日 09:09

パナソニックグループは、パナソニックミュージアムにて、国立科学博物館の「重要技術史資料(愛称:未来技術遺産)登録制度」をテーマにした企画展「未来技術遺産~次代に継がれる技術者魂~」を、12月17日〜2023年4月15日まで開催する。
同ミュージアムは、パナソニックグループの創業100周年を記念して、2018年3月7日にオープンした。創業者・松下幸之助の人生観や経営観を伝える「松下幸之助歴史館」、創業以来の約550点の製品を揃えてパナソニックのものづくりのDNAを伝える「ものづくりイズム館」などで構成されている。
「未来技術遺産」は、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、国立科学博物館の産業技術史資料情報センターが2008年度より実施している「重要科学技術史資料登録制度」の愛称で、「過去の科学技術資料のうち、未来へ引き継ぐべき遺産」という意味で名付けられた。パナソニックグループにおいては、2022年度登録された世界で初めてインバータ制御にチャレンジした溶接機、世界初のフルデジタル化を実現した溶接機、そして、日本初の電気自転車の3製品を合わせて、これまでに14製品が登録されている。今回の展示会では、それらの実物を一堂に会し、関係資料や開発者のインタビューなども交えて、製品の誕生背景や、技術的な特長を紹介する。
日程は12月17日~2023年4月15日。場所は、パナソニックミュージアム ものづくりイズム館(門真市大字門真1006)。