2022年12月19日 09:01

ぴあは、12月20日、新釈織田信長史、「若き信長の知られざる半生」を発売。尾張のうつけ者が桶狭間で今川侵略軍を撃破するまで、その26年の歩みを解く。現地を歩いて長年の謎を解いた「新説・桶狭間の戦い」も収録する。

天才、戦国の覇者である織田信長だが、その前半生は意外と知られていない。本書は、誕生からの16年、父信秀の死後に孤独な戦いを始めてから約10年、桶狭間で勝つまでのこの26年の前半生を年ごとに詳細に検証する書籍。幼年期の信長は父の戦いを見て何を感じたのか。うつけ者と呼ばれたその真意は。今川氏との因縁の歴史、そして自前の軍勢を組織して戦うその姿。

また本書では「新説!桶狭間の戦い」を収録。当時の今川義元の追い込まれつつあった状況、実はその時義元は撤退中だった、などなど。新説により、これまで長きに渡って「謎」とされてきた信長勝利の秘密を解き明かす。信長の足跡などを辿れる「ゆかりの地」のガイドも充実。本書片手にフールドワークに出かけて、若き信長の心情をリアルに感じられる。

「少数の信長勢がなぜ大軍の今川勢に勝利できたのか」。これまで長きに渡って謎とされてきたこの問題に、著者・水野誠志朗さんが明快に答える。地元・名古屋在住の歴史ライターが現地をつぶさに歩き、地形や距離感なども考慮しながら、信頼できる史料をもとに導き出した新説とは。

「若き信長の知られざる半生」は12月20日発売。定価1650円(税込)。

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