2022年12月16日 19:04

海と日本プロジェクト in えひめ実行委員会」は、「愛媛の海 釣ってさばいて甲子園 in 三崎」を、12月10日に開催した。これは、愛媛県内で盛んに行われている海のレジャー「釣り(フィッシング)」を軸とした、高校生による高校生対象の大会。「海」についての知識や技術の学びを深め、参加する高校生同士の交流を深めることを目的としている。

開催場所は三崎漁港周辺で、愛媛県の6つの高校から、8チーム24名が参加し、使い慣れた釣竿を持って集合。「海に関するクイズ」は、三崎高校生が、魚に関するまじめなクイズから、笑ってしまうユニークなクイズまで14問を出題。お待ちかねの「釣り大会」は、公平にくじで決めた場所で3時間真剣に釣りを行った。

「魚のさばき方対決」では鯖をさばいて姿造りを作ったが、刺身でバラを作ったチーム、絵画のような美しい作品に仕上げたチームなども。「木製エギコンテスト」は、自宅で事前に送付したキットを使って仕上げ。審査した林釣漁具製作所の人からは「想像以上にハイレベルな作品ばかり」との感想も聞かれた。

関係者からは「高校生の感性の豊かさに感心し、周囲の大人たちの協力による素晴らしい取り組みだと思った。(伊方町 高門町長)」「釣りの前に、海面に漂う海洋ごみの掃除を三崎高校生がしていて、全校生徒にも伝えたい。(三崎高校 和田校長)」などの声が寄せられた。