2022年12月16日 16:30

世界文化社は、ドラマ「ちょこっと京都に住んでみた。」を元に、名所を掲載した「ちょこっと京都に住んでみた。公式ガイド」を、12月18日に刊行する。本書は、テレビ大阪、テレビ東京など全国各地で放送された話題のドキュメンタリー×ドラマ「ちょこっと京都に住んでみた。」の公式ガイド本。

ドラマでは、東京在住のヒロイン佳奈さん(木村文乃さん)が、京都の町家暮らしの大叔父(近藤正臣さん)の元に身を寄せ、束の間の京都暮らしを楽しみながら成長する様子を描いている。本書では、ドラマに登場する魅力的な店や場所の数々を、ドラマのシーンも織り交ぜながら紹介。住んでいる人しか知らないような、京都の名店・名所を中心に38カ所を収録した。

そのひとつが、川魚を扱う「のと正」。ドラマで鮎の塩焼きとともに佳奈さんが買ったのは、自家特製の「う巻」で、これは、うなぎの蒲焼きが中に入った、おだしの風味たっぷりのだし巻き。また、ドラマで描かれる京都ならではの丁寧な暮らしかたも紹介。「ちょこっと拝見 町家の暮らし、空間と習慣」で紹介されるのが「京町家」。「鰻の寝床」と呼ばれる京町家の特徴は、入口から奥まで続く通り庭(土間)。ここに台所があり、吹き抜けの天井から光が入る。その横に、一段上がって居室があり、最奥には座敷庭と呼ばれる裏庭も。

京都ならではの暮らし方コラムも必見。古くて新しい京都を感じながら、「ちょこっと」どころか頻繁に通いたくなる、リピーター必携ガイド。定価1540円(税込)。