2022年12月16日 09:57

森のシティ自治会、千葉県船橋市、野村不動産は、「ふなばし森のシティ」におけるまちづくりに関して、12月14日にフランス政府 住宅・持続的居住省が推進する「エコカルティエ認証(Label EcoQuartier 環境配慮型地区認証)」の最終段階であるステップ4を、フランス国外において世界で初めて取得した。
「ふなばし森のシティ」は千葉県船橋市北本町一丁目において野村不動産と三菱商事の2社が取り組んできた環境配慮型の街づくり。この街では、先進の環境技術や情報通信技術を導入して低炭素型都市基盤を構築すると同時に、風の流れや緑といった住まいに関する知恵や工夫を取り入れている。またコミュニティの組成・育成を通じてシビックプライドの醸成を図りながら、自然と技術のつながりによって環境負荷を軽減し、人と人とがつながり助け合いながら街が育まれていく「未来のふるさと」を目指したプロジェクトだ。
「エコカルティエ認証」とは、持続可能なまちづくりによって質の高い暮らしを実現することを目的に、模範的な事業に対してフランス政府住宅・持続的居住省が認証するもの。今回の取得にあたり、野村不動産が船橋市との連携のもと開発を行った「ふなばし森のシティ」において、森のシティ自治会等をはじめとする住民による、包括的なコミュニティを目指した継続的な取組が評価された。また、「ふなばし森のシティ」でのまちづくりでの経験を踏まえ、野村不動産・船橋市が、他の地域・不動産開発においても、住民自らが主体的に関わる持続可能なまちづくりを推進していることを評価された。