2022年12月15日 09:03

ABBは、産業用ロボットと協働ロボットの間のギャップを埋めるSWIFTI CRB 1300産業用協働ロボットを発売した。SWIFTI CRB 1300は、クラス最高のスピードと精度に加え、最大11kgの可搬重量を備えており、マシンテンディングやパレタイジング、ピックアンドプレース、ネジ締めなど、さまざまな生産、製造用途に使用することができる。

ABBのグローバル一般産業用ロボティクス担当マネージングディレクターであるアンドレア・カッソーニは、「当社のお客さまは、プロセスの柔軟性、効率性、耐障害性を高めるためにロボットによる自動化に注目しており、従業員がより付加価値の高い作業を行うことで労働力不足に対処することを支援しています」と述べている。

SWIFTI CRB 1300は、エキスパートのサポートに支えられた高品質なデザインを特徴とし、同クラスの他の協働ロボットと比較して生産効率を最大44%向上させることができるいくつかの機能を搭載している。SWIFTIのスピードと性能により、同クラスの他の協働ロボットでは1分間に9箱の処理が可能なのに対し、最大で13箱の処理が可能だ。

ABBのOmniCore C30とC90XTコントローラを搭載したSWIFTI CRB 1300は、同クラスの協働ロボットと比較して最大5倍の精度を誇り、一貫した精度と再現性が求められるタスクに理想的なロボット。最高速度6.2m/s、可搬重量7kg~11kg、リーチ0.9~1.4のSWIFTI CRB 1300 は、ねじ締め、組み立て、ピックアンドプレース、パレタイジングなどの高可搬作業を行うことができる。