2022年12月09日 09:55

Gakkenは、12月8日、「きおくのれんしゅうちょう3~4歳」「きおくのれんしゅうちょう4~6歳」を発売した。

子どもと約束をしたりお願い事をしたりするたびに、本当に覚えているのか気になるときがある。小学校入学後の勉強や生活で、次々と新しいことを覚えられるか不安に感じるけれど、「記憶力なんてどう鍛えたらよいか分からない…」と思っている人も多いはず。そこで、脳研究の第一人者で東京大学教授の池谷裕二先生監修のもと、3歳からできる「一生役立つ記憶力」を育てるワークを作った。絵や言葉をひたすら記憶するドリルとは一味違う、最後まで飽きずに楽しめる記憶ワークだ。

「記憶力」と聞くと、多くのことを完璧に暗記する力をイメージする人も多いのではないだろうか。特に幼い子どもは、見たものをそのまま丸暗記する力が発達しているが、じつはこれは成長すると捨ててしまう力だ。成長してから必要になるのは、見聞きしたものをそのまま覚える力ではなく、イメージを覚える力。例えば、英語を勉強するとき、to=「~へ、~に」と文字列を覚えるより、矢印のイメージで覚えるほうがわかりやすいと感じる。イメージを覚えることで、理解が進み、「覚えやすく思い出しやすい記憶」になる。イメージで記憶する力を、3歳から楽しく育めるよう、脳科学の知見を取り入れて作ったのが「きおくのれんしゅうちょう」だ。

定価は各880円(税込)。発売日は12月8日。

学研出版サイト(3~4歳 / 4~6歳