2022年11月29日 18:54

12月6日、東京大学伊藤国際学術研究センターにて、新世代のマイクロバイオーム農法で、オリーブの木の宇宙計画と火星プロジェクトのカンファレンスが開催される。

イノベーション・ラボ、マース・シティ・デザイン、ワールド・マイクロバイオーム・ソサエティは、新しい宇宙生活支援アグロテックと、人類の長寿ソリューションを開発するプロジェクトを発表する。これは、樹齢1000年以上のオリーブのマイクロバイオーム採取から、新しい宇宙生活支援アグリテックと人類の長寿ソリューションを開発するプロジェクト。東京・銀座のフレンチレストラン「ロオジエ」のエグゼクティブシェフのオリヴィエ・シェニョンと共同で行われる。

マーシャル・ポーターフィールド博士とベジット・イデアス博士は、宇宙空間での極限状態にある人間がストレスに耐え、その影響を軽減できるよう研究を重ねてきた。またオリヴィエ・シェニョンは、健康的な農産物の生産を農業従事者に依頼することで、マイクロバイオーム農法を推進。さらにヴェラ・ムルヤニ氏は、人類が宇宙旅行できるようにするためのキーテクノロジーとしてマイクロバイオームを想定している。

マイクロバイオーム農法は、有機農業を超え、微量栄養素を多く含む健康な植物を生産するための解決策を提供することが可能。新世代マイクロバイオーム菌株を使用し、遺伝子発現を調節することで植物の成長に多大な影響を与えることができる。