2022年11月29日 09:38

読売旅行は、創立60周年の記念日である11月28日から、ダイナミックプライシング(DP=変動価格制)に対応した業界初の新旅行基幹システムを稼働させ、オンライン予約サイトでDP型の旅行商品の販売を開始する。
DP型旅行商品は、往復航空券と宿泊を自由に組み合わせることが可能な個人型の商品。空席・空室状況によって常に最新の旅行代金で予約できるのはもちろん、読売旅行が長年をかけて培ったツアーのノウハウを生かした周遊プランなども組み込む。今回のDP商品は、12月に創立70周年を迎えるANAと60周年の読売旅行が連携して運用開始するもので、直前でも予約OK、全国の空港発着の商品が購入できてフライトの組み合わせは自由だ。
DP商品の発売に合わせて、同社は旅行業界で初めてクラウド型の基幹システム「Dream Journey Cue(DJCue)」を採用した。ツアー型検索システム「フォルシアwebコネクト」と、宿泊施設の予約・販売管理システム「TL-リンカーン」をDJCueで連携させることで、条件が複雑な検索でも瞬時に結果が表示でき、顧客の利便性を高め、こだわりに応えるツアーを提供する。DJCueを旅のプラットフォームとし、パートナー事業者の交通・宿泊素材や、「旅ナカ」コンテンツを積極的に取り入れて、魅力的な商品を提案。たとえば貸切や高速バス、レンタカーなど2次交通手段に観光・食事・宿泊を組合せたプランをウェブで販売するなど、楽しい旅を楽に見つけられる「新しい旅行商品のカタチ」を目指す。