2022年11月24日 09:22

貝印は、11月21日に創業の地であり世界三大刃物の街の岐阜県関市を舞台に、貝印の包丁づくりや関の刃物の歴史を知ってもらうツアーを開催した。

本ツアーは貝印の刃物を製造する工場や、関鍛冶の伝統を現代に伝える関鍛冶伝承館の見学を通じて「関の刀鍛冶の業と心を受け継いだ」貝印のモノづくりを知ってもらうために開催された。

はじめに、主にカミソリの刃を製造する小屋名第一工場を訪問し、世界三大刃物の街である関で114年の歴史を持つグローバル刃物メーカー貝印グループについて歴史や商品を介して理解を深めてもらった。続いて、関に伝わる匠の技を、映像・資料・展示により紹介している関鍛冶伝承館にて、現在の貝印の刃物づくりに息づく、関の街で受け継がれてきた刀鍛冶の精神と技術を学んでもらった。その後、包丁の生産を担う大和剣工場にて、実際に工場長や開発担当者の話を聞きながら商品の製造工程を見学し、関孫六ブランドへの理解を深め、工場の見学後、関孫六最高峰シリーズの「関孫六要」の切れ味を体験してもらった。

最後に、日本三大清流の1つである長良川沿いに位置する長良川清流ホテルにて、「関孫六 要」を使用し、食材の切れ味や機能性をシェフに話をしてもらいながら、料理を食べてもらった。

貝印では、関の刀剣作りから受け継いだ業と心、そして高い刃物加工技術で、今後も日本や世界の家庭での調理シーンをサポートできるキッチン用品を届けられるよう努めていく。