2022年11月22日 15:44

国際航業は、電動車椅子を用いた奈良公園における実証実験に、「Genavis測位プラットフォーム」によるリアルタイム屋内外位置測位システムを提供する。
この実証実験は、奈良県が実施する「モビリティによる公園利用者の周遊性向上に資する社会実験(奈良公園魅力向上事業)」として行われるもの。奈良公園周辺における公園利用者の周遊性向上を目指して行われる、次世代型パーソナルモビリティ(電動車椅子)による移動支援サービスの実証実験として、11月23日~27日に実施される。
実験においては、緊急対応などを想定し、屋内と屋外をシームレスに移動する次世代型電動車椅子の位置情報をリアルタイムに把握し続けることが求められる。そのような中で採用されたのが、同社の屋内外位置情報ソリューション「Genavis測位プラットフォーム」。
本実証実験においては、次世代型電動車椅子のリアルタイムな位置情報を把握。また、車両が実証エリアから逸脱した場合には、利用者に実証エリア外に出ていることをスマートフォン経由で注意喚起し、それとともに、関係者にアラート通知が発出される仕組みを提供する。国際航業では、今後も位置測位技術を用いて新たな社会の実現に貢献していく。同社の屋内外位置情報ソリューション「Genavis測位プラットフォーム」についてはこちら。