2022年11月17日 09:52

ココナラは、新規事業としてITフリーランス向け業務委託案件の紹介サービス「ココナラエージェント」を2023年1月に開始する。
「ココナラエージェント」は、エンジニア、デザイナーを中心としたITフリーランスと企業の業務委託案件をつなぐエージェント事業。エージェントが、フリーランスの専門スキルを面談でしっかり理解し、条件にマッチした案件を提案。案件マッチング、稼働から契約終了まで丁寧に伴走する。
同社では、2012年にEC型サービスマッチングのココナラを立ち上げ、8月末時点で会員数314万人の日本最大級のスキルマーケットに成長した。ココナラにおけるビジネス利用の目安となる「制作・ビジネス系カテゴリ」は2021年度に55億円、2022年度に77億円と前年同期比で40%成長しており、ビジネスにおけるサービス購入の需要の高さを現している。「ココナラエージェント」の開始により、既存のココナラでは扱えなかった月次稼働型のマッチングが可能となり、ユーザーの多様なニーズに応えることができる。また、業務委託形式でのスキルマッチングは既に日本で普及しており、従来のココナラのサービスでは利用しづらかったビジネスユーザーへの利用拡大が期待できる。
「ココナラエージェント(月次稼働型)」での企業からの評価は「ココナラ(単発型)」に連携。これにより、企業のプロジェクト案件の評価がココナラに蓄積され、ココナラでの販売促進が期待できる。フリーランスは異なる2つのプラットフォームの実績・評価を活用し、働き方を選択しながら活躍することが可能だ。