2022年11月15日 15:55

2022年度より、高等学校で必修となった「総合的な探究の時間(探究)」。増進堂・受験研究社は、教員と生徒が一緒に探究活動を実践していくためのポイントやヒントになるような情報を届けるセミナーやワークショップを、3ステップの3回構成で10月よりスタートした。

「探究」について、現状は手探りの中でスタートしている学校の先生や、漠然とした不安を抱えている先生は多いと思われる。前回の10月1日に行われた第1回セミナーでは、探究の指導経験が豊富な福島浩介先生(立命館宇治中学校・高等学校)を講師に招聘。多くの教員が学生時代に経験のない探究の捉え方のヒントをはじめ、指導にあたっての心構えや、探究と調べ学習の違い、所属校での実例などを話題に、多くの先生が参加した。

今回の12月3日第2回セミナーでは、実際に学校で「総合的な探究の時間」を進めていく場面にクローズアップ。正解のない課題に生徒と取り組む際に、実際に生徒からどんな問いや質問が生まれるのか。それらに対してどう適切に対応していくのか。こうした課題について、生徒の回答例を交えながら感覚やコツをつかんでいく機会として提供する予定。

また、探究の時間を教員と生徒がつくりあげるうえでポイントになる「問いの立て方」についても、「総合的な探究実践ノート(オレンジ本)」の教材の一節を使い、福島先生が解説していく。開催日時は12月3日14時~16時、ZoomミーティングかYouTubeLIVEでの参加となる。詳しくはこちら