2022年11月08日 09:58

都城市は、日本たばこ産業からの「企業版ふるさと納税」を活用した委託事業により、時間をかけて物事を掘り下げるスロージャーナリズムの概念に基づいて取材・執筆した都城に関係する記事を、特設サイト「Think都城~深く多面的に、考える。」上で10月25日から公開した。
デジタル社会の急速な進展に伴い、インターネットを通じた匿名での極端な意見の発信や、画像・映像も含めた作為的な情報・印象操作などが問題となっている。ウェブメディア「Think都城」では、時間をかけて物事を掘り下げる「スロージャーナリズム」の概念に基づき、多様な価値観の存在に対して気づきを与えられるような記事コンテンツを発信していく。多面的な物の見方を醸成することで、情報にすぐに惑わされることなく、立ち止まって考えられるように。そして、互いに認め合える、多様な地域社会を形成することを目的としている。
まずは「ふるさと納税」「マイナンバーカード」「地方創生」「男女格差」など市民の皆様にも馴染みのある、地域にまつわるテーマを6つ厳選し、2023年3月にかけてそれぞれ掘り下げていくほか、「メディアリテラシー」を理解するためのコンテンツも発信していく。自治体が運営するオウンドメディアでこうしたスロージャーナリズムに取り組むのは例がなく、全国初の試みとして、都城市としても新たな挑戦となる。
開設期間は10月25日〜2023年3月末まで。記事更新日は不定期(週1回程度の更新)。