2022年11月02日 09:55

パラードは、11月1日、未流通のランク外牛肉を中心に、未利用・低利用食材をジャパンブランドで世界へ発信する取り組みとして「NIPPON和牛プロジェクト」を発足した。

日本の畜産・農業は、離農や後継者不足による人手不足が深刻化しており、その戸数は年々減少している。また、流通のために肉のランク付けが重視され、ランク外で廃棄される肉も多いのが現状であり、それが課題となって持続経営ができず、廃業に至る状況がある。「NIPPON和牛プロジェクト」は、ランク外、端肉、殺処分など「生産・製造・販売ロス」となる牛肉を軸に、和牛や国産牛豚、未低利用魚や規格外野菜も加えた「NIPPON(JAPAN)」ブランドでの流通拡大を目指すことで、生産・加工製造・飲食(小売・外食・メーカー)などのつくり手の持続的な生産経営活動を真っ向から応援する。食のサプライチェーン、そして食産業の様々な課題を多様なステークホルダーと共に解消・解決すべく、同プロジェクトを推進する。

プロジェクトに賛同する生産者や卸問屋、飲食店などのパートナーと共に、11月より活動を開始。活動第1弾として、「ニッポン全国物産展」(主催:全国商工会連合会)企画コーナーに出展。プロジェクトに賛同するメンバーが、自ら食材を選定し、会場では料理人となって直接顧客へ届ける。メニューは、サイコロステーキ、ユッケ、牛餃子他。

入場料は無料。日時は11月18日~20日10時~19時/最終日18時。場所は、池袋サンシャインシティ展示ホールA・B。

パラード