2022年11月01日 09:58

ソマノベースは、同社が企画・運用している「MODRINAE-戻り苗-」が「ウッドデザイン賞2022」(主催:日本ウッドデザイン協会)を受賞した。
ソマノベースは、「山づくりで土砂災害の人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げて事業を展開している。「戻り苗」は、誰もが山づくりに参加できる新しい観葉植物。どんぐりから苗木を育てるセットになっており、購入者の元で育った苗木は、同社が引き取り山へ植林する。育てる期間は約2年間。その後、苗木が植林される和歌山県の木材を使用した製品を購入することも可能だ。
「ウッドデザイン賞」は、日本の森林資源を活かし、消費者目線での木の良さや価値を有する建築・空間、技術・建材、木製品、コミュケーション、調査・研究等のグッド・プラクティスを広く募集し、国内外に発信する顕彰制度。2015年度に林野庁補助事業として創設されて、これまで7年間で1656作品が「ウッドデザイン賞」を受賞しており、全受賞作品は、公式サイトの受賞作品データベースに掲載されている。今年度からリニューアルした「ウッドデザイン賞」には、330点の応募があり、審査委員会を経て、188点が「ウッドデザイン賞2022」として選出された。「戻り苗」は、木を使って森林・林業や地域・社会の持続性を向上させているものが対象のソーシャルデザイン部門にて、「ウッドデザイン賞」を受賞した。
販売期間はどんぐりが落ちる秋から冬にかけての11月~3月(オンラインストアにて販売)。








