2022年10月19日 18:58

「障がい児・者の学びを保障する会」では、「文字起こしと字幕データ作成」サービスを10月より正式にスタート。高精度の音声認識システム等を開発するShamrock Records(シャムロック・レコード)は、UDトークをはじめとする自社アプリの提供により全面的にサポートする。

UDトークとは、コミュニケーション支援・会話の見える化アプリ。高精度の音声認識アプリケーションとして2013年の登場以来、多くの人々に愛用されてきた。健聴者から難聴者やろう者のコミュニケーションサポートとしての使用だけでなく、一般企業での商用利用、またイベントや会見などではUDトークによるリアルタイム字幕が提供されていることも。

この度、「障がい児・者の学びを保障する会」が、主に知的障がい者の就労機会として、音声からテキストに変換する「文字起こしと字幕データ作成」を事業化する。その際、「UDトーク」や「字幕エディター」を活用。最初期段階の文字起こしから、内容をチェックして納品するという一連のサービスにおいて、技術提供や運用サポートを、シャムロック・レコードが担当することとなった。

同会代表の大森梓さんは、「役に立っているという実感を持ちながら、障がいのある(といわれる)人が「仕事」としてそれを担う。こうした取り組みが、社会にある一方的な障がい者のイメージや、仕事の在り方そのものへの変化をもたらすことができるものと期待している」とコメント。サービス詳細はこちら