2022年10月19日 15:41

ARTHが開発した、インフラのない場所でも設置可能なオフグリッド型居住モジュール「WEAZER(ウェザー)」。そのファーストモデルを、世界初のオフグリッド型ホテルとして西伊豆舟山地区にオープンし、11月14日~15日に現地で製品発表会を開催する。
世界には息をのむような美しい場所があるが、電気・ガス・水道等のインフラ設備が整備されておらず、宿泊や滞在ができない場所は多い。「WEAZER」は、エネルギーを自給し、電気・水道インフラに頼ることなく、様々な場所への滞在が可能になる革新的な製品。太陽光発電で電気エネルギーを作り、雨水から上水を作るため、CO2 の排出量はゼロ。特殊な浄化装置により汚水排水もないため、設置場所の環境を傷めない環境に優しい製品となっている。
同社は本製品を、ホテル・別荘・緊急時の避難場所など様々な用途に合わせて開発し、世界中の美しい場所に届けている。そのファーストモデルとなる「WEAZER西伊豆」は、1棟貸切の完全プライベート空間。駿河湾を一望できる高台に位置し、専属のコンシェルジュが宿泊者を迎える。
さらに滞在中のモビリティとして、最新の電気自動車(EV)を導入。晴天時は「WEAZER」の余剰電力でEVを充電し、「WEAZER」のバッテリーひっ迫時はEVからの電力で室内の電力を賄うことが可能。今後もこの取り組みを発展させ、街全体のオフグリッド化、ゼロエミッション化を目指す「WEAZER VILLAGE」構想を推進していく。詳しくはこちら。