2022年10月18日 19:00

リコーは、クラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus(リコー キントーン プラス)」の提供を10月21日から国内市場で開始する。
「RICOH kintone plus」は、サイボウズが提供する「kintone」をベースに開発したもの。今回の国内市場向けの提供開始は第一弾となるもので、2022年度中には北米市場へ、その後欧州市場に順次展開地域を拡大する。「kintone」は、データベースとプロセス管理、コミュニケーションの機能を併せ持ち、プログラミングの専門知識がなくても容易にシステムが構築できるサイボウズ社の業務アプリ構築クラウドサービスだ。
「RICOH kintone plus」は、リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」と連携するもので、リコーが中小企業向けのスクラムパッケージや中堅企業向けのスクラムアセットの提供を通じて培ってきた業務改善ノウハウや、これまで「kintone」を提供するなかで顧客から聞いた要望をもとに、「建設業、製造業、福祉介護業など7業種、15種類以上のリコーオリジナルアプリテンプレート」「RSI上で紙文書をシームレスにRICOH kintone plusへ取り込むリコー製複合機連携」「見積作成業務に便利な「自動採番」「帳票作成」「カンタン検索」などを実現する3種類のプラグイン」の3点を独自に提供する。