2022年10月18日 12:31

株式会社「源兵衛」は、11月1日より、塗料リユースシステム「アマパシャ」の在庫管理機能を先行リリースする。近年リユース市場は急速に拡大を遂げているが、塗料については、なかなかリユースが進んでいないのが実状。様々な理由により、残塗料が使用できず、発注した塗料の一部が無駄になっている。また、廃塗料の焼却時には多くの二酸化炭素が発生するため、環境への影響が懸念される。
そこで同社では、色を変えることにより再利用につなげたり、倉庫や事業所ごとに適切な在庫管理を行い、廃棄ロスを低減できるようなシステム「アマパシャ」の開発を始めた。「アマパシャ」では、塗料の在庫管理や不要になった塗料の販売および買い手とのマッチングを行う。今回は先行リリースとして、アマパシャの在庫管理機能の利用受付を開始する。在庫管理機能では、複数の拠点に在庫されている塗料を一括で管理し、「どこに、どの塗料のどの色が、どれだけ」あるかを表示可能。
本システムの導入に伴い、在庫商品の再利用や過剰発注の防止、在庫管理業務の人的コスト低減が期待される。導入コストは800円(税抜)から。利用倉庫数や利用人数、登録可能な商品数に合わせて4つのプランを用意した。なお今後、塗料をECサイト上に出品する機能、余剰在庫を持つ売り手と塗料の購入者をつなぐ機能(特許取得済)を追加リリース予定。