2022年10月14日 16:23

AI店舗支援SaaS「口コミコム」を運営するmovは、「口コミコム」の分析機能を用いてレポートを作成している。今回は大手カフェ4ブランド(スターバックス、ドトール、コメダ珈琲、タリーズ)各50店舗、合計200店舗の口コミを分析し、ブランド間での比較を行った。

対象としたのは東京23区各ブランド30店舗、大阪市各ブランド20店舗、合計200店舗、口コミ総数7万件超。調査対象の店舗に寄せられる口コミの新規投稿件数は2017年ごろから急激に増加し、2019年に1万5175件を記録。2022年は6月末時点で約9100件の口コミが寄せられ、このままのペースで行くと、約1万8000件の口コミ投稿が予想される。大手カフェ4ブランドの口コミ投稿は、高水準で維持される、もしくは今後も増加が期待される。

カフェ大手4ブランドに寄せられる口コミの投稿先は、Googleマップの割合が多くを占めている。一方で2021年からYahoo! MAPへの投稿が急増しており、2022年6月末時点ではGoogleマップに迫るほどの投稿がされている。このことから各レビューサイトへの対応が必要と言える。

さらに、1店舗あたりに寄せられる新規口コミ件数をブランド別に比較すると、口コミ投稿の増加傾向は全体と同じ傾向となった。カフェ大手4ブランドの中では、コメダ珈琲に最も多くの口コミが投稿されていた。なお、詳細なレポートでは評価の3カ月移動平均を確認できる。ダウンロードはこちら