2022年10月11日 09:07

INSPIRY JAPANが開発するIoT決済デバイス「自販機キャッシュレス決済端末PPS7700」は、「2022年度グッドデザイン賞」を受賞した。

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されている。

「自販機キャッシュレス決済端末PPS7700」は、INSPIRYが日本の自販機市場向けに独自に開発したオールインワン組み込み型キャッシュレス決済端末。業界で初めて二次元コード決済、NFC決済、スクリーン表示機能を搭載した。自販機デバイス窓のサイズと同じ大きさで、断然素早い機器取付が実現できる。利用者の利便性を考慮したスクリーン傾角により乱反射を防ぎ、見やすく素早い決済を実現した。また世界初4G/WiFiモジュールを搭載し、アンテナも内蔵された一体型機器となっている。製品発売以来、斬新な設計と機能性が飲料メーカーや自販機運営企業に評価され、全国で導入されている。

今回の受賞では、自動販売機のDX化やキャッシュレス化が求められる中で同製品が大きな推進力となっていることが評価された。端末の小型化とオールインワンの構造は堅牢性を確保しつつシンプルでコンパクトにまとめられ、傾斜角のある大型画面の読み取り部と画面表示がスキャン精度と視認性を明らかに向上するなど性能面を構造や造形で解決していることが審査委員に共感された。

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