2022年10月03日 09:03

paralreal(パラレアル)は、自治体向けのメタバース活用相談窓口「自治体メタバース推進室」を開設し、10月1日よりサービスを開始する。

パラレアルは2018年よりVR並びにメタバースの企画プロデュースを行なってきた来た経験から、様々な自治体での地方創生に関わるDXの課題もヒアリングしてきた。その中で主な問題点に挙げられたのは、「産学官連携のDX組織運営が機能していない」「企画から実行に移す民間企業の牽引力不足」「最先端の取り組みに対する住民の理解が得難い」「企画が単年度の予算消化事業となり持続性がない」「本質からブレ自治体の立ち位置と進め方に迷いがある」という点だった。同社はその課題抽出を元に1月より熊本県天草市と進出協定を結び、現在、自治体向けメタバースコンテンツの企画および、形だけではない産学官連携コンソーシアムの構築を推進している。

「メタバース」の世界は「デジタルツイン」とも呼ばれるように、現実をデジタルで拡張し、実際の生活に近いリアルな行動と体験が可能。メタバース上で行われるプロジェクトやサービスそのものがデジタルに変換されるため、現場と現状に大きな変化をもたらすことなく地方創生事業のDX化が可能となる。「何から始めて良いかわからない」そんなイチからの悩みには、パラレアルがゼロから地方の課題に合わせたのメタバースコンテンツの企画や活用をコーディネートする。さらに、メタバース未経験者のために事前にメタバースを2時間で完全理解する為に作られた実践型の「メタバース体験研修」も実施する。

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