2022年09月28日 09:50

C-design(シーデザイン)は、クラウド上で契約書を管理するツール「RAQCABI(ラクキャビ)」を9月27日から提供開始する。

契約書については、「形式が統一されていない」「管理方法が定まっていない」ことによる紛失や申告漏れといった人的ミスがまだまだ生じている。1月に施行された電子帳簿保存法の改定により、電子化の自由度が増す一方で、企業における契約書の運用・管理の責任が重要視されるようになってきた。そこでC-designは、契約書管理によるペーパレス化の促進と業務効率の向上を実現する、「RAQCABI」を提供する運びとなった。

「RAQCABI」は、紙と電子が混在する契約書の一元管理を実現するクラウド型の文書管理システム。契約書ファイルの保管や契約管理台帳の自動作成が可能で、適切な権限管理によるセキュリティを確保した上で、契約書の保管、分類、活用を実現する。データベースは、同社グループのChatworkストレージテクノロジーズが提供するクラウドストレージ「セキュアSAMBA」で構築しており、ドキュサイン社の電子署名サービス「DocuSign eSignature」と連携することで、締結したデータを、「RAQCABI」の管理台帳に自動で保存・検索することができる。ドキュサイン社のほか、他社の電子契約利用締結書面もインポートし、管理・閲覧・ダウンロードが可能だ。

利用料は、月額9800円~、初期費用3万円(すべて税抜)。提供開始日は9月27日。

「RAQCABI」サービスページ