2022年09月27日 12:22

SPLYZAは、AIによるマーカーレスで動作分析が出来る「SPLYZA Motion」のベータ版をリリースした。コロナ禍におけるGIGAスクール構想の急速化により、小中学校でも96%以上が1人1端末を所持する時代になった。ICT教育が進む中、体育を含む副教科に関してはコンテンツがほとんど作られていない。

そんな中、以前より同社の既存ツール「SPLYZA Teams」をスポーツコースで導入していた大阪体育大学浪商高校より、「体育の授業でも手軽に活用できるアプリが欲しい」と要望。実証実験などの協力を得ながら、本アプリの開発に至った。

SPLYZA Motionは「スポーツ現場で素早く動作分析を行いたい」「中高生でも手軽にスポーツサイエンスに取り組みたい」という要望から生まれたアプリケーション。iPhoneやiPadで撮影するだけで、AIによりマーカーレスで動作分析ができる。体の各部位の角度/角速度、速度/加速度、特定の位置からの距離などが簡単に測定可能。さらにオフラインで動作するため、実際の競技や練習中に利用することが出来る。

また、野球バットやテニスラケット・ゴルフクラブの検知も可能にしたので、より幅広い分野で役立つ。体育においても運動技術だけでなく、観察力や言語化能力という部分も測ることが可能に。定量的な部分での成果以外にも、運動が苦手な子でも力を発揮する場として活用することができる。1カ月の無料お試しが可能。詳しくはこちら