2022年09月27日 10:03

ナビタイムジャパンは、9月26日より、鉄道・バス事業者向けソリューションにて、GTFS-JPとGTFSリアルタイムに対応した「遅延証明書発行システム」をバス事業者向けに提供開始する。

鉄道・バス事業者向けソリューションとは、ナビタイムジャパンの技術やノウハウで、交通事業者が抱える課題の解決や業務の効率化をサポートするための法人向けサービス。「遅延証明書発行システム」は、GTFS-JPとGTFSリアルタイム形式のバス走行位置情報をもとに、遅延証明書を発行できるコンテンツをバス事業者のホームページ上に提供するシステムで、コンテンツ画面は全てナビタイムジャパンが用意するので、バス事業者は自社サイトにリンクを貼るだけで簡単に導入できるのが特長だ。

同システムでは、バス事業者が既に導入しているバスロケーションシステムから出力するメーカー独自のデータフォーマットではなく、共通フォーマットであるGTFS-JP、GTFSリアルタイムを用いることで、導入までの期間は短く、また低コストで遅延証明書を発行するコンテンツの実装が可能となる。同システムによって、バス利用者は電話や営業所窓口での証明書取得に関する問い合わせが不要になり、過去の一定期間を対象にいつでも顧客のタイミングでWebにてダウンロードできる。バス事業者は取得を顧客自身で行ってもらえるよう案内できるようになり、これまでの問い合わせ対応や証明書の郵送などといった発行作業を省くことができ、業務負担の軽減が期待できる。

鉄道・バス事業者向けソリューション