2022年09月26日 12:12

Terra Motors(テラモーターズ)は、タクシー会社に対してEV充電インフラ「Terra Charge」の導入提案を開始するにあたり、先着で100基の無料提供を行なう。

テラモーターズは、2035年までに乗用車新車販売における電動車比率を100%とする政府目標の実現に向けて、日本のEV化を進めるために、特に既設分譲マンションでの合意形成課題を解決する、導入無料のEV充電インフラ「Terra Charge」事業を4月にスタートした。「Terra Charge」は、EVの充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、サービスの導入のための説明、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担う。「Terra Charge」によって、日本でEVがもっと身近になる環境づくりを目指している。

同社では、既設分譲マンションについては続々と導入が決定しているため、既設分譲マンション以外への導入提案を進めている。タクシー業界においては、法人タクシー車両18万1900台のうち7割超がLPガス車とされており、CO2排出量とLPガススタンドの廃業が社会課題となっている。カーボンニュートラルの実現に向け、2030年までにタクシー車両の40%を電動車にすると計画されるなど、業界内でもEVシフトが注目されているが、充電設備の不足が課題の一つ。同社は先着100基の無料提供を行なうことで、タクシー会社のEV充電インフラ拡充を進め、日本のカーボンニュートラルの一助となることを目指す。

Terra Charge