2022年09月20日 16:05

Adecco Group Japanは、この度、日本全国の正社員として勤務する30代から50代の会社員1500人を対象に「コロナ禍とライフビジョン・キャリアビジョンに関する調査」を実施した。
調査によると、回答者の5割以上が「ライフビジョンがある」と回答。ライフビジョンがあると答えた回答者のうち約4割が、コロナ禍によってライフビジョンが変化したと回答した。次に、コロナ禍によってライフビジョンが変化した要因をたずねたところ、最も多く挙げられたのは、外出自粛など「ライフスタイルの変化」だった。
また、回答者の約4割が「キャリアビジョンがある」と回答。キャリアビジョンがあると答えた回答者のうち約3割が、コロナ禍によってキャリアビジョンが変化したと回答した。その要因として最も多く挙げられたのは、テレワークなど「働き方の変化」。さらにキャリアビジョンが変化したことにより起こした行動として、最も多く挙げられたのは「資格や新しい分野の勉強」だった。
今回の調査の結果について、アデコ取締役ピープルバリュー本部長の土屋恵子さんは、「家にいる時間が長くなったことで、自身の人生やこれからのキャリアを見つめ直す機会を持った人が多くなったことが、この結果につながったのではないか。また、近年、日本ではリスキリングの重要性が急速に浸透しているが、今回の調査でもその重要性が確認されたと言える」とコメントした。