2022年09月20日 09:48

九州レインボープライド実行委員会は、11月6日に開催される「九州レインボープライド2022」の一環として、参加者一人一人の思いを地図上で繋ぐオンラインサービス「Rainbow Mapping」を開始する。

「九州レインボープライド2022」は、LGBTQ+(性的少数者)をはじめとする全ての人が自分らしく生きていける社会の実現を目指すイベント。対面で人と接する機会が極端に少なくなっている現在、「Rainbow Mapping」は、孤独を感じている国内外の当事者に、オンライン上のマップを通じて「決して一人ではないこと」そして、世界中にたくさんの仲間がいることを実感してもらいたいという思いから作られたツールだ。

自身の住んでいる場所にマーカーを合わせてフラッグを立てるだけという手軽さも「Rainbow Mapping」の魅力の一つ(フラッグは自動で50mずれるように設定されているので、実際の居場所が表示されることはない)。また、写真やメッセージを添えることも可能なので、LGBTフレンドリーな企業やショップと当事者を繋ぐパイプラインとしても活用できる。参加者が増える毎に、フラッグが世界中に広がり「Rainbow Mapping」が成長していく。登録の必要がない一般ユーザーは、自身のいる場所にフラッグ1本を立てることができる。ログインユーザーは、メールアドレスもしくはSNSアカウントで登録するとレインボーフラッグを10本立てることが可能。フラッグ1本ごとに違ったメッセージや写真を付けることができる。

Rainbow Mapping(九州レインボープライド公式サイトより参加可能)