2022年09月16日 09:51

フォントワークスは、「自分らしいフォントを自由に楽しめる世界をつくる」実験仮想都市「MOJICITY(もじシティ)」より、画像の印象に近いフォントをAIが抽出するアプリ「人工知能6号(β版)」を9月15日に公開した。

MOJICITYは、多くの人々に文字・フォントを身近に感じ、楽しんでもらえるよう「自分らしいフォントを自由に楽しめる世界をつくる」ために生まれた実験仮想都市。完成したアプリケーションに加え開発途中のアプリケーションなどに触れてもらい、意見やアイデアを募って人々と一緒にサービス開発をしていくための拠点としてリリースした。

「人工知能6号(β版)」は、九州大学との共同研究に基づき発足した「印象語検索AI」開発プロジェクトから誕生した、第2弾のサービス。第1弾となる、印象語からフォントを検索できる機能「印象語検索AI(β版)」は、年間定額制フォントサービス「新LETS」で3月31日より提供中だ。さらなる研究を進め、新たに画像から印象語を抽出する機能を開発した。画像から抽出した印象語と、「印象語検索AI(β版)」の機能を組み合わせてPoC(概念実証)を実行。今回、「人工知能6号(β版)」をリリースした。現在はβ版アプリだが、結果画面の「Good/Badボタン」により、人々からフィードバックを受けることで、「人工知能6号」は精度を高めていく。今後、画像の「印象」に合わせたフォント選びのエビデンスとして活用できることを目指している。

価格は無料。公開日は9月15日。

人工知能6号(β版)