2022年09月06日 14:49

瓜生山学園は、クロステック・マネジメントを無限責任組合員とする「京都芸術大学アートアンドビジネス1号投資事業有限責任組合」(京都芸術大学 Art & Biz ファンド)に出資を行った。

瓜生山学園は京都芸術大学を運営している。労働市場におけるAIや機械の活用が進む時代を生きるこれからの学生にとって、「テクノロジーは脅威ではなく、チャンスの源」と捉え、新たな仕事を創り出す「起業家的思考や行動」を身につけることが重要になる。一方で、これまでの「起業家的思考や行動」を身につける教育上の課題は、大学内部と外部の接点が少なく、必要なリソースを有効活用できていないという点にあった。教育プログラムと同ファンドの組成によって、本学、他大学、スタートアップ、アクセラレーター、投資家、企業、自治体等と連携した「芸術大学発スタートアップ・エコシステム」の構築を目指す。この取組は、芸術大学では初めての投資ファンドの組成となる。

投資事業の分野については、制限は設けないものの「アート、デザイン、教育分野のDX化に寄与するスタートアップ」「Web3、メタバース分野のスタートアップ」「食分野、音楽・エンターテインメントなどのコンテンツ分野の成長に寄与するスタートアップ」の分野が主な対象。投資フェーズは、主にプロトタイピング期、シード期、アーリー期までを重点的に投資対象とする。ファンド規模:1号ファンドは6月に1stクローズで3億円、最大10億円。

瓜生山学園 京都芸術大学