2022年09月05日 09:09

芸術と遊び創造協会が運営する東京おもちゃ美術館および福岡おもちゃ美術館では、入館券と同館への寄付がセットとなった入館券の販売を9月1日より開始した。
通常の子ども、おとなの入館券に加え、新たに「おとな券+寄付」の入館券の販売を開始。9月16日分以降の入館予約が対象となる。同館への寄付(一口3000円)と入館券がセットになったチケットの販売を開始した。(東京おもちゃ美術館の場合、おとな1100円+寄付3000円=4100円)
同館は、ボランティア制度「おもちゃ学芸員」やユニークな資金調達の取り組みなど、NPOならではの参加型のミュージアムとして評価を受けている。クラウドファンディングサイトReadyforによる「Ready for of the Year」や「日本ファンドレイジング大賞」、「ふるさとづくり大賞」などを受賞している。
入館券と運営館への直接寄付がセットになったチケットの販売は、国内の美術館・博物館では初となる。寄付額は一口3000円に設定。寄付の特典として、館内で人気の木育遊具のひとつである「木のタマゴ」に名前の刻印を行うことも行う。名前が刻印された木のタマゴは、館内で実際に遊具として使われる。両館は、コロナ禍でも安心して遊べる環境をつくるため、定員数を通常時の半分に制限。チケット予約システム「etixサービス」を導入している。
寄付特典は、木のタマゴへの刻印。展示場所は、おもちゃのもり木のタマゴプール内。寄付額は1口3000円。刻印名は10文字以内となる。(入館後に案内メールを送付)