2022年09月05日 09:07

松浦産業は、岡山県玉野市と公衆衛生の向上に関する協定書を締結、トイレのふた裏に貼る消臭・抗菌・抗ウイルスのシート「アドレット」を活用したトイレ内での感染対策を推進していく。

トイレでの細菌やウイルスの空気感染、接触感染の対策において、トイレの「ふたを閉めて流す」という習慣化は、非常に重要だ。トイレのふたを開けたまま水を流すと、人の背の高さくらいまで細菌・ウイルスが舞い上がり、個室内の空気中に滞留する可能性があるといわれている。流す前にふたを閉めることは、最も基本的な感染予防策の一つであり、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による提言でも、「トイレの蓋を閉めて流す」ことが、新しい生活様式として明示されている。

玉野市と松浦産業は、5月に公衆衛生の向上に関する協定書締結、アドレット贈呈式を行った。また、8月には玉野市のトイレの個室の壁を利用したアドレットAD(消臭・抗菌・抗ウイルスシートを使用したトイレに貼る広告の展開)に関する協定を結んだ。

アドレットは、A4サイズで表面に印刷が可能だったので、ご当地キャラクターを入れ、自治体への導入を進めるとともに、企業にもCSR活動の一環として寄贈を提案した。地元の人々の感染防止への貢献・地域に根差したCSR活動として、アドレットを寄贈する会社も増え、全国で寄贈が行われている。玉野市には、いしいひさいち先生による、「ののちゃん」という人気キャラクターがいるが、キャラクターが書かれたアドレットによって「トイレは閉めて流す」という新しい生活様式が玉野市から広まるよう活動をしていく。

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