2022年09月02日 12:43

stilform JAPANは、8月26日より2通りの筆記を楽しめるドイツ製金属鉛筆「stilform AEON」の販売を開始した。銀筆(ぎんぴつ)は、500年以上の歴史ある「インクのいらない筆記具」。インクやリフィルが不要な秘密は化学反応。ペン先の金属と紙による摩擦で瞬時に紙を酸化させ、筆跡を残す仕組み。古来より世界中で使用されており、イギリス・ロンドンの大英博物館には、レオナル・ド・ダヴィンチが銀筆を用いて描いた作品が展示されているという。
本製品には2種類のメタルチップ(ペン先)が付属しており、用途や好みに応じて切り替えが可能。メタルチップは酸化で筆記する「エターナルチップ」と、黒鉛を混ぜた特殊合金を採用した「グラファイトチップ」を展開している。また本製品は、世界トップクラスのデザイン賞と言われる「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞。3種類の木材と5種類の金属を採用し、「stilform」の象徴的なメタル削り出しの面取り加工を施している。
サステナビリティや循環型経済を配慮したプロダクト設計も特徴。世界では、木製鉛筆を作るために800万本の木が伐採されるほか、毎年90億本のプラスチック製のペンが捨てられている。地球環境に配慮した結果、生み出した半永久的に使用可能な筆記具が「stilform AEON」。
今後は、デジタル時代にも対応する「スタイラスペン」に代わるチップや、日本でこよなく愛される「つけペン」に代わるチップの展開も予定。詳しくはこちら。