2022年09月02日 09:46

ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(DMHC)は、病気の子どもと付き添う家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス にいがた」の開所式を、8月30日に実施した。
遠方に住む小児患者の入院には、親の付き添いが必要となる。そのため家族は、自宅と入院先との二重生活による経済的な負荷や、家族と離れて暮らすことによる精神的な負担を感じている。ドナルド・マクドナルド・ハウスは「わが家のようにくつろげる第二の家」をコンセプトとした、病気の子どもとその家族が利用できる滞在施設。上記の負担を軽減する存在だ。新潟県内唯一の特定機能病院として高度医療を提供する新潟大学医歯学総合病院には、県内外から多くの小児患者とその家族が訪れる。そこで新潟大学がDMHCに要請し、共同で「にいがたハウス」を新設。また設立には、新潟県・新潟市も全面的に協力した。
同施設は、新潟大学の病院地区構内(旭町キャンパス)に、新潟大学およびDMHCが共同で設置し、DMHCが運営を行う。国内12か所目かつ、日本海側では初となるハウスだ。「にいがたハウス」では、9月1日より利用申込の受付を開始。また10月1日の利用開始に向けて、寄付や必要物品の提供といった支援を、引き続き受け付けている。
利用料は1日1000円/人(患者は無料)。運営開始日は10月1日。住所は、新潟市中央区旭町通一番町756-9。