2022年09月01日 19:00

江戸末期創業の老舗漆器メーカー「橋本漆芸」より、全国の寺社仏閣に向けた蒔絵による全く新しい御朱印帳、御守りなどの授与品・記念品カタログが完成した。9月より順次、全国の寺社仏閣に送付される。

御朱印帳・木札・御守り・絵馬など、寺社仏閣の祈祷時に受ける品や購入できる商品を「授与品」と呼ぶ。寺社仏閣からの品として求められることは、神仏の御加護や有難みを感じられる品格を宿していること。心を豊かにする美しいものであること。そして、暮らしの中で活用できる道具であること。本カタログでは、これら3点をコンセプトに制作した、新しい授与品・記念品を提案する。

見慣れた授与品が、伝統工芸により新たな可能性を見せ、ご朱印集めで人気の御朱印帳も、蒔絵を施すことでこれまでにない授与品に。また、ぬりものの技術や蒔絵の表現を組み合わせた美しい木札や、財布に入れ肌身離さず持てるクレジットカードサイズの御守りも。コロナ禍のマスク生活をポジティブにするマスクチャームも登場。寄付の返礼として贈る記念品も多数収録されている。限定商品として、来年の干支デザインの御朱印帳も紹介。

それぞれのものには、求められる質と品格がある。橋本漆芸は、伝統工芸蒔絵を用いて、そのものに求められる質と品格を宿す現代の匠。磨き上げた伝統的な蒔絵の技術とその伝統に縛られない表現や新たなテクノロジーとの融合を探究し、常に新しい価値を創造する。