2022年09月01日 13:00

Yper(イーパー)は、同社が提供する簡易宅配ボックス「OKIPPA(オキッパ)」が山形県の再配達によるCO2を削減するための事業に採択され、県民モニター600世帯の募集を開始する。

「OKIPPA」は煩雑な再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックス。不在中だけでなく在宅時でも、非対面で荷物の受け取りが可能だ。玄関ドアノブに簡単に取り付けができ、設置工事は不要。使用時以外は手のひらサイズに折りたたんでおけるため、常設していても玄関の場所を取らない。EC(ネット通販)のヘビーユーザーや、宅配ボックスがない住居に住んでいる人などに好評となり、2018年9月の一般発売以来、全国で18万個以上が販売されている(7月時点)。

山形県は、2020年8月に「ゼロカーボンやまがた2050」を宣言し、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするために、県民・事業者等多様な主体と連携した取組を行っている。その取組の一環として、宅配便の再配達によるCO2を削減するため、安心して利用できる簡易型置き配ボックスを無償提供し、活用状況などのアンケートに答えてもらう県民モニターを募集している。個数は600個(申込多数の場合は抽選により当選者を決定)。

応募期間は9月1日~30日。当選後のスケジュールは、10月配布、11月~12月アンケート調査。

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