2022年09月01日 09:57

パナソニック デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORYは、ユーザーとメーカーが一緒にプロトタイプ(完成前の試作品)をブラッシュアップするコミュニティの提案「EPYTOTORP(エピトトープ)」を発表する。
みんながよろこぶプロダクトのヒントは、きっとみんなが知っている。そんな発想から、プロトタイプコミュニティ「EPYTOTORP」はスタートした。商品開発の現場では日々、より豊かなくらしを目指して数多くのプロダクトが検討され、試作品も数多く作られているが、一度もユーザーの目に触れずに消えていくものが多数ある。もしその開発をユーザー自身と提供する側の企業が協力して行えたら、開発に一人ひとりの声が反映されたら。例えば誰かのささやかな困りごとの解決が、大勢の人の豊かなくらしづくりにつながる、そんな新しいサービスやプロダクトが生まれるかもしれない。
ソフトウエア開発では、一般ユーザー自身が貢献者(=Contributor)としてプログラミングに参加・貢献することで、より素晴らしいプログラムに磨かれるということが一般的に行われている。この考えを応用することで、新しいものづくりの開発手法が実現できると、同社は考えた。「EPYTOTORP」はContributor自身がものづくりを楽しみながら企業と協力しあい、一緒に製品開発を行う「コミュニケーションプラットフォーム」を目指している。
なお、体験イベントを9月3日・4日、「Maker Faire 2022」(東京ビッグサイト西4ホール)にて実施する。