2022年08月30日 19:31

中小企業のチカラではSDGs活動の一つとして、廃棄される予定のバナナの茎を利用した「バナナペーパー」とプラスチック・紙の代替製品を成形する「ライメックス」を名刺に採用した。中小企業のチカラ及び中小企業からニッポンを元気にプロジェクトは、引き続きSDGs活動・推進に努めていく。
「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」では、「変わろう。変えよう。挑戦で。」をビジョンに掲げ、公式アンバサダーとともに、 参画した中小企業の情報発信力・PR力の強化、働く社員のモチベーション向上の機会創出、SDGs推進活動など全方位的なサポートを行っている。
バナナペーパーとは、収穫後切り捨てられる茎から取った「バナナ繊維」を原料とした質の高い紙。紙を製造するために、木を切る森林伐採を減らし、環境負担を減らすだけでなく、従来廃棄されていたバナナの茎を使用するため、ゴミを減らすという観点でも環境に良いものとされている。また今回採用したバナナペーパーは、バナナ繊維配合率20%以上のフェアトレード認証紙にて名刺の作成を行った。
LIMEX(ライメックス)は、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、紙・プラスチックの代替となる日本発の新素材。1箱の名刺(100枚)で約10リットルの水資源に貢献ができると言われている。小さな変化だが、継続していくことでフェアトレードの推進、そしてSDGsの掲げる17の目標達成へ繋げていく。