2022年08月29日 16:19

ブレイバンステクノロジーズは、社会人となり働きながらも演劇活動を続けたいと考えている学生111名を対象に、劇団員志望学生のキャリアに関する意識調査を行った。

まず、「将来、どのレベルで演劇活動を続けたいと思っているか」と質問。「プロ(演劇活動のみで生計を立てる)」が30.7%、「セミプロ(他の仕事を行いながら、演劇活動を続ける)」が30.6%という回答となった。次に「将来、どのような形で演劇に関わる活動を続けたいと思っているか(複数回答)」と質問したところ、最多は「劇団員を続ける」の42.3%。「俳優としてテレビ出演を目指す」が34.2%、「演出家や舞台監督を行う」が28.8%だった。

「演劇活動を続けていく上で、目標としている舞台や役」という問いには、「宝塚歌劇団(21歳)」や「月9の主演(19歳)」「レ・ミゼラブル(18歳)」など78の回答を得ることができた。さらに「演劇関係の就職・キャリアを考えるにあたって、不安な点(複数回答)」を質問。「十分な収入が得られるか」が61.3%、「労働時間の長さ」が40.5%、「キャリアアップのステップがわからない」が35.1%という回答となった。

なお「自身のキャリアを考えた上で、ITスキルを身に着けることに興味があるか」との質問には、「とても興味がある」が39.7%、「やや興味がある」が38.7%。なかでも「ITエンジニアに興味がある」と回答した人に理由を尋ねたところ、「将来性がある仕事だと思うから」が65.7%、「ITの力で演劇を広めたいから」が45.7%、「手に職をつけたいから」が41.4%だった。