2022年08月17日 09:16

ジオテクノロジーズが提供するECサイトのDX(デジタルトランスフォーメーション)化に役立つ「住所確認サービス」が、かっこの不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」に採用された。
コロナ禍で高まるEC需要だが、同時に不正注文やなりすまし注文なども増加している。クレジットカードの不正利用者は自分の身元が判らないように、住所登録は適当に入力し、物品の受け取り先をコンビニや局留めを指定するなどの偽装を行うが、購入登録する際の住所が不正かどうか「住所の有効性」をすぐに確認する事ができれば被害を最小に抑えられる手段の一つになる。
ジオテクノロジーズは独自の地図整備システムを構築し、地図データを整備している。この住所データを活用したAPIサービスを開発し、2020年9月より「住所確認サービス」として提供開始した。例えば利用者がECサイトで住所を入力する際や、担当者がSFAや顧客リストの入力をする時、企業がDMリストなどを作成する際に、住所の有効性チェックや表記のゆれを確認することができる。
かっこ社はECサイトの不正注文を検知し、商品の発送前にトラブル発生の可能性を判定している不正注文検知サービス「O-PLUX」を提供している。今回はジオテクノロジーズの「住所確認サービス」が、発送先住所の有効性を事前に確認できるというポイントにおいて不正検知に有効であると判断され、本サービスを導入した。