2022年08月09日 15:46

伊藤手帳と愛知県立一宮商業高等学校は、「地域企業と連携した商品開発の実践」の取り組みを、8月24日より開始する。本取り組みでは、同校情報処理科3年生18名が「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考える。
愛知県教育委員会は令和3年より「県立高等学校教育推進実施計画」において魅力ある高等学校教育の基盤づくりを進めている。その中でも商業科については、「地域協働ビジネススキルアップ事業」などの地域企業と連携した商品開発の実践を掲げ、マーケティング学習の授業などに生かされている。
一方、同社では2021年11月に「地域社会への貢献として、地域の次世代を担う人材との交流や育成機会の提供を行い、地域社会への貢献を目指す」とSDGs宣言を行った。具体的には手帳をより身近なものと感じてもらうため、「手帳について学ぶ・考える」プログラムを考案し、中学校、高校、大学へ提案していく活動をしている。その過程で愛知県教育委員会の地域企業と連携した商品開発の実践と「地域協働ビジネススキルアップ事業」を知る事になり、この度、本プログラムを開始することとなった。
本取り組みは「マーケティング」授業の一環として、全6回のプログラム構成。初回は8月24日の同社小牧工場見学。11月に行われる企画選考会で、最優秀に選ばれた手帳案を伊藤手帳が製品化。製品化した手帳は2023年1月13日、一宮商業高校において完成品発表会が行われ、2023年2月18日、一宮消費生活展へ出展。一宮商業高校の生徒が販売を行う予定。また、伊藤手帳のECサイトでも販売する。